EC-CUBEを使ったネットショップで確認すべき3つの項目

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EC-CUBE商品詳細画面

ネットショップで多く使われるEC-CUBE

ネットショップを始める場合、楽天やYahoo!といった大型のオンラインショッピングモールへの出店、BASEやStore.jpといった無料で始められるウェブサービス、EC-CUBEやMake Shopといったサーバーインストール型のCMSを利用するといった、様々な方法があります。自社でネットショップを立ち上げる場合、特に人気で様々な業種のネットショップで利用されているのがEC-CUBEです。EC-CUBE自体を利用するのには費用がかからず、レンタルサーバーでも「簡単インストール」といった機能を提供しているサービスは多いため、手軽に導入をできる事が魅力です。そんな人気の高いEC-CUBEでネットショップを作る事を検討されている企業様は多数いらっしゃるかと思いますが、ビジネスとして売上の上がるネットショップを運営するためには、インストールをしただけの状態では、検索エンジンからの無料検索トラフィックを集める上で、いくつかの問題点があります。

EC-CUBEを使用したネットショップの開業支援を行なうウェブ制作会社も多数あります。低価格で制作を請負う会社やフリーランスの方も多いのですが、構築費用が安い分、ちょっとしたデザインのカスタマイズ(初期テンプレートの一部を少しだけカスタマイズ。色を変えたり、ロゴを変えたりする程度)をしてくれるだけであったり、と新しいビジネスのツールとしてネットショップを活用するつもりならば、あまりに低価格で制作を依頼するのは少し考えたほうが良いかもしれません。

仮に、インストールしただけの状態から、若干のデザインをオリジナルな状態へカスタマイズしただけでネットショップ運営を行なわれている場合、売上を上げたいのならば、以下の様なポイントで問題が無いかを確認してみましょう。

 

ページタイトルが個別に設定されているか

Google等の検索エンジンが検索結果への表示順位の優先順位を決める際、メタタグ(内に記述されたソースコード)を非常に重要視しています。特に、以前の記事でも書いたようにページタイトルは、検索順位決定の非常に重要な要素です。自社のネットショップに掲載されている全てのカテゴリーページや、商品個別ページのページタイトルが個別の言葉が設定されているか確認してみましょう。

このページタイトルが重複している場合、ページ自体が重複コンテンツとしてみなされ、検索結果での順位が下る可能性があるだけでなく、あまりに重複が多すぎると検索結果へ表示がされない、という事もあり得ます。必ず、全てのページへ別々のページタイトルを設定する様にしましょう。

EC-CUBEを初期設定状態で使っていると、商品名がそのままページタイトルへ反映されます。そのため、「商品登録のための商品名入力」と考えて商品ページの設定を行っていると、大量のページタイトル重複を生む事になってしまいます。EC-CUBEをカスタマイズすればデータベース上の商品名と、商品ページのページタイトルを個別に設定する事もできるので、SEO対策を行いたいならば、こういったカスタマイズは必須と言えます。

 

商品説明文が全て個別の内容になっているか

ページタイトル同様、商品説明文も全て別々の文章を書きましょう。検索エンジンのロボットは、ソースコードへ書かれている内容しか理解をしてくれません。色や内容量の違いだけの商品が複数あり、その商品達が全て同じ商品説明文となっている場合、これも重複コンテンツとしてみなされる要因になります。

また、型番商品等の場合、メーカー提供の商品説明文をそのまま載せてしまうケースもあります。これは絶対に避けるべき事です。あなたのネットショップ以外にも、その商品を扱うお店がある場合、全く同じ内容の文章が他のネットショップにも載っている状態です。これも重複コンテンツとしてみなされるだけではなく、お客様にとって「あなたのネットショップで買わなければいけない理由」が、値段が安い、など消耗戦になる理由しか価値として提供出来なくなってしまいます。

デザイン力はあるがネットショップの制作に弱いウェブ制作会社へ丸投げをしてしまうと、商品説明文をメーカー提供の文章そのままで使ってしまうか、ひどい場合には他社のネットショップへ掲載されている商品説明文をそのままコピペで載せてしまう事があります。これは、「ウチはデザインを発注されただけ」という心理が働いているのでしょうが、ネット通販ビジネスはそんなに甘いモノではありません。

ネットショップでしっかりと売上を上げていきたいのならば、自社内で商品への深い知識と、いかにしてその商品を売るか?を四六時中考えられるような人を配置し、体制を整える事がとても重要です。自社内でのリソース確保が難しい場合、外部へ委託をする事になりますが、その際にも「ネットショップは通販ビジネスであり、デザインの展覧会ではない」という意識を持った会社を選ぶべきです。

EC-CUBEの管理画面から商品登録を行っていると、登録済みの商品をコピーして新規商品を次々に登録する事が出来るのですが、簡単に商品登録が行えてしまう分、「ただの作業」になってしまい、手間を惜しんで商品説明文をそのままに商品ページを量産してしまうケースが多いのではないでしょうか。過去にこのブログ記事でも何度か触れているように、商品説明文のユニークさはSEO上非常に重要な要素です。商品説明文へ対する手間や費用を惜しむ事は、大いなる機械損失になるため、絶対に軽視してはいけません。

 

全ての画像にaltタグが設定されているか

カスタマイズされたEC-CUBEのネットショップでありがちなのが、画像へaltタグが設定されていない事です。また、altタグが設定されていたとしても、デザイン重視のカスタマイズが行なわれている場合、適当な単語(ショップの名前や「画像」といった適当な単語)が設定されている場合があります。altタグはSEO対策上、意外と重要な要素です。どれだけの影響があるか、Googleなどから正確に語られる事はありませんが、弊社でSEO対策を行なわせていただいたネットショップにて、全ての画像のaltタグに適切なキーワードを設置し直した所、無料検索からの流入数が2.5倍へ増えたケースがあります。EC-CUBEのデザインカスタマイズを行う場合、画像のaltタグが適切に設置されているか、しっかりと確認する様にしましょう。

 

デザインが良いだけのネットショップは絶対に売れない

ネットショップは実店舗と同じく、お店です。いくらおしゃれな内装のお店でも、立地が悪い、何のお店かわからない、商品が見づらい、置いてある商品がどの様な物かちゃんと説明されていない、という状態では特殊な例を除き商売として成立し得ません。EC-CUBEは無料で導入ができ、カスタマイズの幅が広い分、SEOの基本をおろそかにしてしまうネットショップが多いのですが、上記のポイントに問題が無いかを今一度確認してみる様にしましょう。

デザインが良いだけのネットショップは運営企業とデザインを制作した会社の自己満足でしかありません。ネットショップを立ち上げる目的はビジネスとして結果を出す事のはずです。デザインの美しさも売上やブランドを作る上で重要ですが、それだけとならない様、正しい知識と技術を自社のネットショップへ投じる様にすべきです。

 

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