こんな店舗ページは嫌われる!アパレルが気をつけたい4つのポイント

アパレルショップ店舗ページは集客へ直結
アパレルショップの店舗ページへ検索から「ブランド名 地域キーワード」で訪れるは、既にあなたのブランドを知っていて「自分がよく買い物に行くエリアにあるかな?」であったり「今○○にいるけど、近くにあるかな?」というシーンも想定されます。
そういったお客様は既にお店へ行く気になっており、来店可能性が非常に高いお客様です。そんなホットなお客様を逃さず、確実にお店へ足を運んでいただくためにも、スマートフォンユーザーに嫌われない店舗ページの設計を行なう必要があります。
スマホでアクセスし「使いづらい」という理由で来店に繋がらない事は、ホームページのせいでお客様を逃している事になってしまいます。
集客に直結するスマホの店舗ページだからこそ気をつけたい4つのポイントを紹介します。
1. Flashが使われている
iPhoneはFlashが再生できません。
リッチにブランドの世界観を表現したい場合はFlashを使うことが主流であった時代に作られたホームページは、スマホユーザーの半数であるiPhoneユーザーには表示ができません。特にトップページやメニューをFlashで作っている場合、その先のページヘ進むことが出来ないのです。
お店への行き方を調べたくてブランドキーワードで検索を行ったのに、店舗の情報ページヘ辿り着くことが出来ないのであれば、二度とそのホームページにはアクセスしたいと思わなくなるでしょう。
2. 地図がアプリで開けない
アパレルブランドのホームページでありがちなのが、デザイン性を重視するあまり、テキストを画像で作成している事です。
見出しなどはまだしも、店舗情報のテキスト丸ごとを画像化しており、お店への行き方を調べたいのに「アクセス」と書かれたページに表示されるのは、無駄にオシャレな簡略化されたイラストマップ…なんて事はよくあります。
店舗へのアクセス情報を調べる人にとって最も親切なのは、店舗ページから直接地図アプリが開ける事です。Googleマップのアプリ等を起動すれば、自分の現在地と目的地までの道順をGPS情報に基いてカーナビの様にガイドしてくれるので、アパレルショップの店舗ページには必ず、直接地図アプリを開けるリンクを付けましょう。
地図が読めない人にとっては自分の現在地すら把握できず、今居る場所からどちらへ向かえば良いのかすらわかりません。それなのに簡略化されたイラストマップしか無ければ、それだけでお店へ行く気が失せてしまうでしょう。
3. 直接電話がかけられない
スマートフォンの店舗情報ページでは、電話番号をタップして直接電話が発信できる様にしておきましょう。電話番号箇所がただのテキストだと、よほど記憶力が良い人でない限りは、電話番号を何かにメモして電話番号をかける必要があります。
クレームなどネガティブな気持ちで電話番号を探し、辿り着いた店舗ページで、また余計な一手間を求められると、更にネガティブな気持ちが増してしまいます。
「やはりあの商品が欲しい!」といったポジティブな気持ちの場合にも、電話をかける事が手間だと阻害する要因になってしまい、せっかくの販売機会を逸する事になってしまいます。
4. 文字が小さすぎる
ブランドのターゲット層にもよりますが、PCの画面で使っている文字サイズがそのままスマートフォンでは適切なサイズでは無い場合があります。特にミドルシニア層以上をターゲットとする場合、オシャレさを優先して小さな文字サイズで表示をしている場合は「見づらいサイト」と思われてしまうでしょう。
レスポンシブデザインやスマートフォン専用デザインを用意していないサイトではPCサイズのサイトが表示されます。文字にリンクを貼っている場合、タップできる領域がその分小さくなります。テキストリンクを沢山並べている箇所など、誤タップを誘発し、目的とは違うページヘ辿り着く事になり、ネガティブな印象を与えてしまいます。
まとめ : レスポンシブデザインで解決!
以上の4つのうち、当てはまる項目が2つ以上ある場合は要注意です。Googleのモバイルユーザビリティガイドラインでも推奨されているレスポンシブデザインでサイトをリニューアルする事を検討しましょう。
まだスマートフォンへのサイト最適化を行っていない場合、4月21日から行なわれるGoogleの検索ランキング決定要素の変更により、アクセスが大幅に減る事が予想されます。今や年代に関わらず、ウェブサイトの閲覧はスマホユーザーの比率が爆発的に伸びているので、これを機に、自社ホームページをレスポンシブデザインへリニューアルする事を検討してみてはいかがでしょうか。