Onitsuka Tiger Allianceを自腹買いレビュー

Onitsuka Tiger Allliance(オニツカタイガー・アライアンス)

ジョーダンが寿命なので、次期メイン履きスニーカーを探すよ

一年履き続けたNIKEのエアジョーダン1が、ソールとアッパーが剥がれてきたり、ソールのクッションもかなりヘタり気味でいい加減に限界へ達してきたのでスニーカーを新調することにしました。

NIKE信者のため、ずっとジョーダンやダンクを履いてきたのですが、数年前に買ったOnitsuka Tiger KOHAKUの履き心地がとても気に入り、それ以来Onisuka Tigerも下駄箱へ時々仲間入りさせる様にもなっています。

これから暖かくなる時期なので、あまりモッサリと見えない明るめの色が良いなぁと考え、グレー系のクラシックなスニーカーを探すことにしました。クラシックスニーカー定番のニューバランスは、猫も杓子も履いている状態なので最初から検討の対象外に。定番化しすぎて、逆に選びたくない。

購入時に比較して悩んだスニーカー達

NIKE AIR MAX 90

やはりNIKE信者なのでエアーマックスは外せない!エアーマックス95のイエローグラデは持っているので、もう少し、落ち着いた服装にも合わせやすいグレーのワントーンが欲しかったのですが、買いに行ったタイミングでは見つからず断念。

ASICS TIGER GEL-LYTE III

変形ロボみたいな見た目が素敵!と思い、次期メイン履きスニーカー候補入り。ソールのオレンジがアクセント効いてて良かったのですが「学校指定の運動靴みたい」とdisられたので断念。「ファッションはそういうモンじゃねぇ!」と言い切れないチキンでごめんなさい。

結局、購入したのはOnistuka Tiger Alliance!

Onitsuka Tiger Allliance(オニツカタイガー・アライアンス)

最初、SJP INC.オフィスのある渋谷公園通り沿いに新しくオープンした「オニツカタイガー渋谷」へ行き、そこで見つけた気になる一足が「Onitsuka Tiger Allliance」。

やはりNIKE信者としてはナイキストア原宿を見てからじゃないと…と、一度スルーしたのですが、やはり心に引っかかり、原宿にある「オニツカタイガー表参道」へ行きました。

最初は直営店限定カラーの「オフホワイト」を買おうと思い試着もしたのですが、履いてみると思った以上に白い。この白さがピッグスキンの柔らかい雰囲気とマッチしていて良いのですが、スウェードという事と自分のズボラさを併せて考慮した結果、絶対にすぐ汚くすると思ったので、やや無難なグレーを選びました。

Onitsuka Tiger Allliance(オニツカタイガー・アライアンス)

インソールは取り外し可能な成型中敷

Onitsuka Tiger Allliance(オニツカタイガー・アライアンス)

かかと部分にはランニングシューズらしくリフレクター搭載

Onitsuka Tiger Allliance(オニツカタイガー・アライアンス)

ミッドソールと一体成型されたスタビライザー(濃いグレーの部分)

Onitsuka Tiger Allliance(オニツカタイガー・アライアンス)

スウェードの柔らかい雰囲気を明るいカラーが引き立たせる

Onitsuka Tiger Allliance(オニツカタイガー・アライアンス)

ソールはニューバランスあたりと似た雰囲気

 

 

1980年代に開発・発表されたランニングシューズ「ALLIANCE(アライアンス)」をデザインベースとして踏襲しながら、名機「X CALIBER GT(エクスカリバーグランツーリスモ)」の後継機種として80年代後半に発表された「GT-II(グランツーリスモ2)」の「ソールユニット」をハイブリッドし、リビルドが施された「TIGER ALLIANCE(タイガーアライアンス)」がリリース決定。

「機能性」の最大の特徴として「衝撃吸収性」に優れながら圧縮永久歪みが非常に小さくヘタリにくい為、長期にわたり「安定性」を維持出来る「αGEL(アルファゲル)」を内蔵した「成型ミッドソール」を採用する事によって「クッション性」を飛躍的に向上。更に「ミッドソール」と一体型の「スタビライザー」仕様にする事により、「ヒール(踵)」の「安定性」を高めているのも大きな特徴となっています。

更に「トゥガード」部分のデザインも走行中に痛めやすい親指部分の怪我防止を目的としたデザインになっており、「クアドラレーシング」と呼称される「シューホールガード」部分のデザインは「ホールド性」や「フィット性」を最大限に引き出せるように考慮された設計となっているなど、徹底的に追求された実用的な「機能性」を組み込む事で「機能美」としての「デザイン性」を実感する事が出来ます。

via ミタスニーカーズ

実際に履いてみた感想

クッション性の高いαGELソールがとても履き心地良く、スニーカー自体もランニングシューズなのでとても軽く作られており、大満足です。買って良かった。

革靴は25.5cmでピッチリサイズなので、26cmも試着したのですが「オニツカのシューズはやや小さめなので、ワンサイズ上が良いですよ」という店員さんの言葉に従い、26.5cmをチョイスしました。つま先は若干余るのですが、幅の広い自分の足には26.5cmで丁度良いです。靴紐を程よくタイトに結べばフィット感が増し、長時間歩いても疲れません。

今までNIKEのエアーに心酔し、クッション素材を持つスニーカーはビジブルエア・ズームエア入りばかりを選択してきましたが、αGELも負けないクッション性の高さを持っています。見た目でわかりづらいけど、ナイキのエアと遜色無いクッション性です。

このαGELは経年劣化でのヘタりに強いらしいのも嬉しい情報です。長く履いていると自分の体重でソールが潰れ、どうしてもクッション性は低下してしまいますからね。

結論:Onitsuka Tigerはもっと注目されて良い気がする

この満足度でTiger Allianceは税別13,000円でした。正直このクオリティなら1万円台後半でも買いたくなるスニーカーです。

ニューバランスの996あたりと価格的にはガチンコですが「ニューバランスは皆履いているから嫌だ…」という自分みたいな人にとっては、Tiger Allianceは選択肢としてかなり有力候補に挙げて良いと思います。

あまり人気が出てニューバランスみたいに皆が履いているのも嫌だなぁ…と思う気持ちもあるのですが、他にもデザイン性が良いだけでなく、何より履き心地が良いスニーカーを沢山ラインナップしているオニツカタイガーは、もっともっと注目されても良いんじゃないでしょうか。

あのアシックスマークを敬遠する人にとっては学校の運動靴イメージが強いんでしょうかね。